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  • 執筆者の写真kouseihogowith

ロスフードでイキイキ自宅時間

更新日:2021年6月3日



 ハローズ海田市駅前店様、フレスタ吉島店・舟入店様、そして更生保護施設等支援協議会の藤本様より毎回たくさんの食材などを頂戴しております。ご提供頂いた食材をその後どのようにお渡しし、利用しているかについてお話させていただきます。

 受け取りに来所した退所者の皆さんは、まるで小さな子どもがクリスマスプレゼントをもらったように目をキラキラ輝かせ、普段あまり笑顔を見せない方も素敵な笑顔で大切に持ち帰られます。ほとんどの方が自炊は苦手、レパートリーも少なく決まった食材しか調理をしたことのない方々が多くいらっしゃいます。調理初挑戦の食材もあり、またお渡しした食材で何が出来るか分からない方も多くいらっしゃいます。お渡しするとき、好みや咀嚼力なども考慮し、調理法や食べ方などもお伝えしています。あまり調理をされないので調味料は最低限、手間なしで簡単に出来る、好みや体調を考えた食べ方も提案しています。

 次回から自分で買って同じものを作る方や、これを期に自炊回数が増えた方もいらっしゃいます。ロスフードは食品の提供だけでなく、自宅で料理をし、時間を豊かに使うことで、暇でお酒を飲んだり、ギャンブルをすることも少なくしてくれているようです。

 私がお伝えした簡単料理を他の食材で試したり、アレンジしたことなどを報告しに来所されたりし、ロスフードでイキイキとした有意義な自宅時間などを過ごすことにより、再犯防止にも繋がっていると思います。

 ご支援ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。


  退所者フォローアップ支援員 白倉 弘子 2021.6.1

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