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  • 執筆者の写真kouseihogowith

退所者Oさんからの手紙


 ウィズ広島の職員のみなさま、お元気ですか?

私は十数年前にウィズ広島でお世話になったOです。

 16歳のときに違法薬物を使い始め、20歳のときに逮捕されました。最初は執行猶予になったものの、付き合っていた彼氏に別の女性がいることが分かり、別れ間際に多くの薬物を使ってしまいました。それが見つかり、逮捕され、和歌山刑務所に収監されました。今思っても刑務所は死ぬほど辛かったです。刑期満了前の私を引き受けてくれたのがウィズ広島でした。

 ウィズ広島では職員のみなさまが親身になってくださいました。退所してから保護観察期間も満了し、新たな男性と付き合って結婚しました。しかし、その人が妹に手を出したことをきっかけに薬物を再使用してしまい、岩国刑務所に入りました。刑務所を出てから離婚したけれど、元夫は私に薬物を売ろうと近寄ってきました。でも、それを断って、もう10年以上私は薬物を使用していません。

 たまには薬物を使用したいと思ったことはあるけれど、生まれてきた子どもの顔や弱々しくなった父親の姿を見ると、使ってはいけないと思えるようになりました。今、ウィズ広島に居る人たちに薬物を簡単に「やめろ」とはけっして言えませんが、違法薬物で捕まった人に教えてあげたいことがあります。刑務所にいたときのことや家族のことを思い出して欲しいのです。施設長を通じてでも、直接でも、私でよければアドバイスさせてください。

                      (記:施設長)

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