
理事長あいさつー就任3年目に向けての新たな挑戦ー
当施設の理事長に就任して、もうすぐ「3年目の新たなスタート」を迎えようとしています。私なりにこれまでのウイズの伝統を受け継いでいくことが大切であると考える一方で、施設を取り巻く環境の変化に対応するためには、変えていかなければならないことも、多々あることに気づきました。
それは、これからの時代に合った施設として、職員が一体となって職務を担う・・「チームワーク」の一層の強化が、求められているのではないかと・・つまり、職員の「処遇能力の向上」に取り組んでいく必要を感じるのであります。こうした取り組みは、決して容易な事ではありませんが、一歩一歩進めることで、社会からの期待にしっかりと応えることの出来る施設に近づくのではないでしょうか。まだまだ道半ばではありますが、こうした取り組みの意味やそれを担う職員の意欲をご理解いただければ幸いでございます。
さて、ご承知の通り、更生保護施設を取り巻く環境は近年非常に厳しくなっています。その大きな要因の一つとして、刑務所在所者の大幅な減少にあります。ピーク時の平成18年頃は、約8万人の在所者がありましたが、現在では約4万人に半減しております。これは社会的には大変よいことです。半面、収入の約8割を国からの「委託費」に頼っている更生保護施設においては、犯罪性の進んだ処遇困難者も積極的に受け入れなければ、高い施設利用率を維持出来なくなります。更に、出所者の受け入れ先が更生保護施設以外にも多様化し、受け入れすべき者が競合する状況が生まれており、新たな運営のあり方も喫緊の課題です。
このような諸問題は、更生保護施設にとって「試練」でもありますが、更なる「飛躍」への好機と捉え、利用者にとって「再チャレンジの居場所として」また「地域社会への架け橋として」我々はその役割を果たしていかなければなりません。
役職員一同、心を一つに一層の努力を重ね頑張って参ります。
本年も引き続きご指導、ご支援を賜わりますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
更生保護法人ウィズ広島
理事長 藤 島 秀 孝

